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第十六回圀手會奉告祭「秋季皇霊祭および圀手會三周年奉告祭」

日時

2020年9月22日

場所

リッツカールトン東京

 

 この秋、白川学館では大君が遠津御祖神をお祀りし、御皇霊をお迎えする仕方、本質から、民としてそれを学ぶことの意義を、より多くの方に広く知っていただき、さらにはこれを繋ぎ、育んでいただくことで、国の、民族の、人類の安泰を祈り、願い、また、結実するために『白川学館秋季皇霊祭』を、圀手會と合同開催というかたちで東京にて執り行わせていただくことにいたしました。

 春季皇霊祭そして秋季皇霊祭は、仏教で言うところのお彼岸、すなわち天皇家のお彼岸と言って良いかもしれませんが、民間で言えば、各々の家々で先祖に感謝を申し上げるお祭りの日ということになります。

 初代神武天皇以来、今までのご皇霊という存在が、これだけ長く続いた王家は世界にありません。つまり、世界で一番古い歴史を持っているのは日本の天皇家であると言えます。そして 天皇家は、遠津御祖神として御皇霊をお祀りするということを古くからずっと行ってこられました。その日本の天皇家の遠津御祖神として、長い間、日本とその民族を守り続けてくださった、そのお働きに感謝する「皇恩感謝」という意味合いも皇霊祭にはあります。 

 明治以前、御所では仏教式として、「御黒戸(おくろど)」という場所で、神道式では、白川が神祇官として、 御皇霊を八神殿の中でお祀りをさせていただいていたという歴史があります。明治に入り、様々な要因によってその祭祀の形態が変わり、明治 年代には、皇霊殿で御魂 をお祀りすることになりました。それは、宮中三殿(賢所、皇霊殿、神殿)が作られ、纏められていく中で受け継がれた伝統となります。白川学館では甲府の地で、本来白川がお伝えしてきた、かつての「春季皇霊祭・秋季皇霊祭」 の一つの方法を、この時代、再び蘇らせ、守り、お伝えさせていただくということを行わせて いただいてまいりました。

 日本人は、誰でも先祖を遡れば、御皇霊と最終的には繋がっていると言われております。天皇家に、先祖をお祀りする祭祀の形というものを学び、また、私たちが一番身近なご自身の遠津御祖神からさらに御皇霊をお迎え、そして感謝申し上げ、公に向かってこの日本という国を心一つにしていくということの学びが、この皇霊祭を民間で行う一つの意義であると言ってよいでしょう。今年、白川学館は甲府の地を離れ、日本の首都東京で、秋季皇霊祭を執り行わせていただくことにいたしました。祭祀を通じて、より多くの方々とともに、その学びを深めていただければと思っております。